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苦悩の中に真の喜びがあるという矛盾

皆様こんにちは

いかがお過ごしでしょうか


唐突ですが、皆さんは何の為に禁欲をしているのでしょうか.

ポルノ、オナニー依存を脱却するため? 

あるいは、モテるため?


理由は何でもいいですが、いずれにせよ、禁欲は非常に辛いものだと思います.

しないで済むなら、それに越したことはありません.

私もそれほど性欲は強く無い方ですが、2、3ヶ月に一回は猛烈なムラムラ感が襲ってきます.

今でも、です.

大体満月の前あたりに起こることが多いので、意識していれば何とかやり過ごせるのですが、この間はそれでも結構しんどかったです.


それはともかくとしても、わざわざ辛いことに飛び込んでいくのは、側から見れば馬鹿のようにもみえます.

では、なぜ続けようとするのか.

それは苦しさの中にこそ、本当の喜びが隠されているからではないかと思うのです.


普通に考えれば、喜びは快適なもの、気持ちいいもの、美味しいもの、心地いいものの中にあると思ってしまいます.

しかし、それは本当でしょうか.

高級車に乗り、美女を侍らせ、美食を楽しむ.

それが悪いことであるとは全く思いませんが、本来的に意味があることかというと話は別です.

心地いいもの、楽しいものを追求し続けた先に、果たして本当の生の充実があるのでしょうか.

むしろ辛いこと、しんどいことの中にこそ、充実と成長があるのではないかと思えるのです.

皆さんはどうでしょうか.

楽しかった、気持ちよかったことよりも、実は辛かったことの方が大抵記憶に残り、そして得るものが大きかったのではないでしょうか.

特に何かを生み出す、創造するということは、実に辛い作業です.

その最たるものが出産でしょう.

文字通り「産みの苦しみ」というものです.

人一人が生まれるというのは、ある意味最も神に並ぶ創造行為かもしれません(神様がいるとすれば、の話ですが).

別に出産に限らずとも、そんな苦悩はどこにでもあります.

芸術や音楽もそうだと思います.

ほとんどの偉大な芸術家が楽に創作物を生み出すということはなかったと思います.

チャイコフスキーの人生なんて苦悩まみれですが、だからこそあれだけの名作が生まれたのでしょう.

苦悩の中から生まれたものであるからこそ、本当に価値を持ち、人を動かす力があるわけです.


そう考えると、人生はむしろ苦悩することの方が重要なのではないかとも思えます.

そんなことを(おそらく直感的に)知っているからこそ、インドやヒマラヤの行者の中にはよくわからない縛りプレイのような苦行をする人もいるのだと思われます.

禁欲もおそらく同様でしょう.


だからといって無理に苦しめ、というわけではなく、うつになったり自殺したりするくらいなら、逃げることも大事です.

ただ、私もそうですが、現代人は隙あらば苦しかったり、辛かったりすることから逃げようとする傾向にあります.

それは人間の本能としては正しいかもしれません.

しかし、その苦しみが創造的なものならば、一度受け入れてみるというのも大事かもしれない、何か見出せるかもしれない、ということです.

こんなブログを読まれている方はすべからく禁欲に興味があるか、やっている方だと思いますが、そんなことを念頭に置いてみるのはどうでしょうか.


なんてことを最近考えていました.


皆様の参考になれば幸いです.


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